mizu 大阪マラソン完走インタビュー

  • for women
  • 2015.10.30

2年連続でスポーツ館から大阪マラソン参戦となった今年は、昨年は男性2名での参戦だったこともあり、ガールズランでもおなじみのmizuが参加することに。我々スタッフも、mizuがファンランなどのライトなレースにしか出ていないことを知っていたため、「フル大丈夫か?」と心配していたが、ネットタイムで見事に目標の6時間切りを果たしてゴール。予想に反してピンピンしているmizuに突撃。社内の人間ということもあり、雑談感覚で楽しく話を聞いてみた。

 

―初めてのフルマラソンはどうでした?

「初めて出るってなった時に、まず私フルマラソンを走るつもりは全くなかったので、でも走れってなった時にヤバいって思って。まず準備を始めて、スタートラインに立つまで、というか札幌を出るまでものすごい緊張してたんですよ、1週間くらい(笑)。でも、意外とスタートラインを切ったら楽しんで走ることはできました。」

―金曜日入りで気温差は克服できた?

「気温差は、大阪は比較的カラッと暑いところなので、そんなに堪えなかったです。」

―札幌の最高気温が17℃で、大阪の最低気温が20℃。

「一応、レース当日の朝は多分札幌と同じくらいの気温だったんですよ。そこまで気温差に対してはあんまり。ただ暑いの苦手だったんで、一応冷たくなるようなグッズは準備しては行きました。」

―今ちょっと出たんだけど、何を持って走ったの?

「自分で持っていたものは、冷たくなるタオルと、ポーチをつけて行ったんですけど、携帯電話と貴重品入れて、あとはエネルギーのゼリーを3つと、塩分取れるサプリをちっちゃいパックにいっぱい入れて、片っ端からそれを食べてました。」

―エネルギー系のものは3つで足りた?

「ん~と、足り…なかったです。で、途中でもらいました。あと給食は食べました。バナナと、あんぱんみたいのがいっぱい置いてあったんですけど。」

―たこ焼きはいかなかったの?(笑)

「たこ焼きは間に合わなくて…笑、食べれなかったんでそれが残念だったんですけど。」

―給食は、全部足りなくなってもらった感じ?

「いや、まだあったんですけど、う~んと、全部ゼリー系のものを持って行ってたんで、食べたいっ、もぐもぐしたいなっ、と思って(笑)、それで食べました。」

 

エネルギー補給したい気持ちと、荷物を多くしたくない気持ちはついてまわって離れることがないジレンマ。一般ランナーで4時間5時間という長い時間を走り続けるなら尚更のこと。にしても、「もぐもぐしたい」っていうのはmizuらしいというか何というか。そして話は、「ガタ落ち」したペースの真相へ。

―25~30kmと30~35kmのペースのガタ落ち…この辺は何が待ってたの?

「ん~と、25~30kmは沿道のお客さんがすごい多いところなんですよね。で、結構沿道のお客さんとちょっとなんかこういろいろと、チャレンジしたいなと思って笑、ハイタッチしたり…」

―じゃあ楽しんだのがこの5km?

「そうそうそう笑。あとトイレ行ったりとかしてたんでここちょっと時間かかったんですけど。突然29kmから左の膝がものっすごい痛くなってきて全然脚上がんなくなっちゃって、そしたら今度太ももも痛くなってきちゃって、で30kmのタイムのところをポンって越えた途端に全く前に進まなくなって(笑)。32km越えたのに、33kmが出てこない、みたいな(笑)。ループでそれが35kmまで。33kmを越えたところに大阪の商店街の方たちがやってる「まいどエイド」っていうのがあって、それがたこ焼きとかなんですけど、私が行った時間には結構なかったんですけど、それでも去年聞いてた話よりは結構残ってて、まぁそこで応援と元気を頂き。で、その先に応援隊が待っててくれたのでそこで、そこはちょっと給水がないところだったのでお水もらって、チョコレートか何かもらって。そこからのところも35kmまでは沿道にすごくお客さんが多くて、大阪の方はみんな、「エアサロあるよ」って看板持ってて(笑)。つらいんやったらやってけ、と笑。」

―ああ、そう(笑)。わざわざ看板作って持ってたんだ。

「すごい本数持ってきてみんなに提供してて、と言うか「かけてきなっ!」みたいな感じでやってくれてたんで、それはすごく助かりました笑」

―じゃあ実質、運営側のエイドだけでは全然足りてないって話?

「運営以外のところで、「出したい!」「やってあげたい!」っていう大阪の方たちがすごく多くて。他の大会にはないサポートの仕方ですよね。」

―道マラでも私設エイドは出てると思うけど、その量とは全然違う、と。

「全然きかないですね。」

―今年は伊藤さんも遅めのグループで走ってて、全然残ってなかったって言ってたね。

「その状態はないですね。水とかスポーツドリンクも、多分時間帯によって出すテーブルが決まってて、前半の人は多分前の方の、向かっていくとすぐのところのテーブルで出してて、私みたいに遅い人は、後半の人はちょっと辛いけど奥のテーブルで出してて、みたいな。多分前半は前だけで、奥のテーブルでは出してないみたいな。そういう何か、うまいことやってると思うんですよね、運営の方のエイドは。で、それ以外のお客さんたちがやってくれてるのはもう、飲み物とかよりは食べ物。あとはもう「あめちゃん持ってけや~」とかなんやと。そういう人たちが多かった。」

 

実はこの一連のインタビューではないところで、膝が痛み出した29km以降はずっと泣いていたことを激白したmizu。ゴール地点の動画では「まだ余裕だよ」みたいな素振りだったよね?と聞くと、「サングラスで分からないけどボロボロ泣いてて、でもカメラがあるのが分かっていたので頑張った」と。そんな辛い状況の中で、大阪の人たちの温かさが沁みたようで、辛い話はちゃっちゃと終わって、大阪最高!な話に。

―練習自体は?何kmを何回やった~、とか。

「一番長い距離を走ったのは、26km。それはうちのイベントで伊藤さんが企画してくれて、フルマラソン対策としてお客さんと一緒に私も、ということでやったのが一番長くて、自己の練習では25kmまでは一人でやりました。」

―30km以降はやってない?

「30km以降は、伊藤さんのアドバイスで「走んない方がいいよ」って言われてて。私の性格からして、多分初めての方が良いと思う、ってアドバイスを頂いてて。」

―笑。嫌になっちゃうから?もう30km差し掛かってきたら嫌になっちゃうから笑

「そうそうそうそう笑。あれ来る、みたいになるよりは何もしないで行った方が面白いんじゃない?って。あとは、走るって決まったのが7月末で、8、9、10と伊藤さんにメニューを作ってもらって、おおまかな練習メニューだったので、それを後は自分で調整してやって、って。ただ、月間80kmは走ってって言われてたんで…」

―80kmでも足りないでしょ?

「足りないです、足りないです笑。一番走った月で多分100kmちょいくらい。は走りました。走れなかった月でも80kmは走りました。」

―まぁ、ド初心者ではないからね。札幌マラソンも走ってるし。

「はい。」

 

ただただ走れば良いわけじゃない、敢えてのぶっつけ本番だったことは知らなかったのでびっくり。確かに苦しかったところへ「よし行くぞ」という人と、「行きたくな~い」という人といるのは当たり前で、どちらかというと後者な者にとっては、なるほどね、という感じだった。晴れてmarathonerになったmizuに最後の質問。から、話は思わぬ展開へ。

―最後に。フルマラソン、また出たい?

「それなんですけど…笑。ん~、なんていうのかな、たぶん札幌とか北海道の大会ってすごくレベルが高いんだなっていうのをすごい実感したんですけど。やっぱり早いので、(関門)時間が。それに出るためにはもっと走らなきゃいけないので、それを考えるとちょっと何か、旅ランみたいなのはしたいなって思いました。旅ランで、フル走って見に行ったことないところ見に行って、見たことない地域の場所を走って、っていうのは楽しいなって思ったので、北海道で出てって言われるとちょっと、悩…みますね笑」

―大阪で何人だったんだっけ?

「大阪で32,000。」

―あ~、じゃあ倍近いもんね、道マラと比べて。

「道マラと比べると全然人数も違うし、やっぱり交通規制とかもかなり大きな規模でやってくださってるので…。」

―もっと大きくなればね、道マラもさらに面白くなるだろうね。

「私が走ってみて感じたのは、札幌も大阪ほどはいかないかもしれないけど、もっと応援があったかければもきっと道マラも面白くできると思って…。」

―まぁちょっと札幌の場合は、盛り上がってる人と醒めてる人が両極端だからね…

「なので、まぁ、巻き込んでもっと面白い大会ができたらいいのかなって。コースもね、一番辛いところでうちのエイドを出したら面白いのになぁって思いながら、大阪を走ってました。」

―そこはちょっと考えましょう。札幌はちょっとどうしても、人がいないところを走るからね。もうちょっと商店街の近くとか細々しているところを走れたらね。

「ちょっと面白いことになるんじゃないかなとは。」

―大阪は結構、平坦でしょ?

「それもかなり走りやすかった。」

―札幌は住宅街が絡んじゃうと、すごいアップダウンになっちゃうのもあったりするよね。もうちょっとフレンドリーな大会になったらいいとは思うよね。

「それができたらいいな、と思いながら走ってましたね。結構街中も、大阪マラソン一色みたいな感じになってて。すごい道に旗みたいのも、うぅわ~って飾ってるし、どこのスポーツ店行っても大阪マラソン大阪マラソン一色だし、ミズノとか関係なく。後は、地下鉄のアナウンスが面白くて、大阪マラソンを盛り上げるために地下鉄で応援に行こう、みたいなアナウンスが常に流れてて…。」

―すごいなぁ。そこもやっぱり「商売」なんだね笑

「そうそう、やっぱり全部商売、の国なんだなって笑。すごいなぁと思って笑。あといろんなゲストランナーみたいな人もいっぱいいて、その人たちもその地下鉄のアナウンスを喋ってたりとか。ポスターが出てたりとか、っていうのは面白いなぁ、と思いましたね。」

最後は、地元の大会をもっと盛り上げたい、楽しくしたいという話に。お店としても会社としても個人としてもまだまだやれることがあるな、と2人で実感。これまで以上にお店でイベントで、mizuはランナーの皆さんを盛り上げてくれるでしょう!北海道マラソンも道外からの参加者も増えているが、北海道から他の地方の大会へ参加する方がもっと増えていけば、mizuのように行った先を手本にもっと盛り上げたいという熱が広がっていくのではないだろうか。まだまだ我々北海道人、本気出せるはず!もっともっと盛り上げていきましょう!

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