走ってみようと思ったらまずはシューズ!ランニングシューズのあれこれと選び方

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  • 2017.04.06

雪も溶けて暖かくなると、体を動かしたいなぁという気持ちが高まってきますよね。

道路も走りやすくなるので、ランニングしている人を見かけて、自分も走ってみようかなと思っている人も多いのではないでしょうか。

冬の間にちょっと体の方が気になるようになってしまって、何かしなきゃなぁという人もこれを機に走り始めてみるのはどうでしょう。

ランニングは手軽に始められるスポーツではありますが、走る際の唯一無二の相棒であるシューズによって快適に走れるようにも、速く走れるようにもなっていきます。

運動靴ならなんでもいいでしょ?と思っているあなたにも、ちゃんとシューズを選びたいと思っているあなたにも、この記事の中でシューズの基本的な知識や気を付けるポイントを知って頂いて、より良いランニングライフを送って頂けるようになって頂きたいと思います。

いくつかのポイントと、走り始めるのにおすすめのシューズを紹介していきます。

1.どうしてランニングシューズを履くのか

1-1:シューズの各部と役割

1-2:ランニングシューズと他のシューズの違い

1-3:ランニングシューズのタイプ

2.おすすめのランニングシューズ

2-1:asics/GEL-KAYANO®23

2-2:asics/GT-2000 NEW YORK 5

2-3:mizuno/WAVE RIDER 20

2-4:NIKE/AIR ZOOM SPEED RIVAL 6

3.履き方、ケア

3-1:正しいサイズ選び

3-2:履く・脱ぐ

3-3:保管する



1.どうしてランニングシューズを履くのか

シューズは、体を支える足を支える、とても大切なアイテムです。

ビジネスシューズやスニーカーなど、仕事や生活の中で与える印象をどうするかという靴とは違い、スポーツという足が過酷な状態にさらされる状況で足がそれに耐えうるように、なおかつプレイヤーがもつ技術や力を最大限に発揮できるように、様々な機能が込められているのがスポーツシューズです。


1-1:シューズの各部と役割

進んだり、止まったり、跳んだり、着地したり、踏ん張ったり、回ったり…。

いろいろな動きをスムーズに安定して行えるように、シューズは色々なパーツを様々な素材やテクノロジーを使って作り、組み合わせて作られています。パーツがどんな素材でどんな形状をしているのか知っていくことで、自分に合うシューズを見つけやすくなっていきますので、少しずつで構いません、覚えていきましょう!


・アッパー :足の甲側の大部分を覆う素材。シューズのフィット性や安定性、通気性、動きやすさに影響する。

シューレース:いわゆる靴ひも。その時々に合わせたフィット性を保つ為に重要なパーツ。形状も素材も様々。

ベロ(タン):シューレースでフィット性を調整するためにはアッパーを一部抜く必要があり、抜いた部分から足にシューレースが当たったり、切れている部分が足に擦れたりすることを防止するためについているパーツ。

インソール:中敷き。シューズと足のフィット性を高める。クッション素材を使っているものや、足のアーチを支える形状のものもある。

ミッドソール:衝撃吸収のためのクッション材や、安定性を高めるための硬質素材などが内蔵されている部分。

アウトソール:直接地面に接する部分。素材や形状を変えてグリップ力を高めたり、荷重移動をスムーズにする。

ヒールカップ:かかとを包み込む部分。安定性とフィット性を高めるために硬質の素材が内蔵されていることが多く、さらにその外側に補強材が使われていることもある。

シャンク:ミッドソールからアウトソールにかけてのちょうど土踏まずあたりに、蹴り出しの「壁」を作るために硬質の素材が使用されていることが多い。反発性の高い素材を使って、推進力を助ける効果もある。

各種補強:アッパーやヒールカップ部など、外から見える部分に安定性を高めるために取り付けられていることが多い。当て革のような形でつけられているものや、アッパー素材にワイヤーを内蔵しているケースもある。多くついていればその分ねじれや足の倒れ込みに強くなるが、比例して重量が大きくなるのでバランスが重要になる。

1-2:ランニングシューズと他のシューズの違い

それぞれのスポーツで専用のシューズがありますが、その競技の動きの特性や競技環境に合わせた形状や素材を使用して作られています。360°いろいろな方向に動くのであればそれに対応した安定性が必要なので補強が多かったり、外で行う競技では摩耗が激しくなりますので擦り減りづらい素材を使用します。

ランニングでの足の動きは、前に向かっていくだけのシンプルなものです。ぐらつきを防止する必要はありますが、それに対して多く補強をかけるよりも、長時間走り続けても負担が少ないように軽さの方が重視されています。また、ミッドソールに内蔵されるクッション材や推進力を生む反発性の素材の影響を、動きがシンプルな分より濃く受ける形となります。同じランニングシューズでもランナーのレベルに合わせてさまざまなタイプがありますが、総じて他のスポーツシューズよりもダントツに軽く、クッションの効いたシューズが多いのが特徴です。走ることが楽になるということは、立っていることも歩くことも楽ということで、スポーツショップの店員で仕事履きとしてランニングシューズを履き始めた結果、やめられなくなったという人も非常に多くいます。


1-3:ランニングシューズのタイプ

ランニングシューズは大きく分けて、①クッション性・安定性重視の、怪我なく長時間走るためのトレーニング、②マラソン選手や駅伝選手のようにスピードを出して長時間走るために、軽く推進力の強いレース、③トレーニングとレースの中間にあたるようなレーストレーニング、の3種類です。

・トレーニングシューズ

長時間走ることでの負荷を軽減することに重点を置いたシューズになっています。クッション素材を多く使用し、足が安定するように補強もしっかりついていて、全体の形状も工夫されています。一つのモデルでレギュラー、ワイド、スリムと足幅のバリエーションやカラーのバリエーションが豊富に発売されているものもあります。初心者や健康維持目的のランナーから、マラソン大会で完走を目指すランナーまで幅広く履かれている部類です。

・レースシューズ

速く走るためのシューズです。トレーニングシューズについているような補強はほとんどなく必要最低限で、ミッドソールも薄めで非常に軽い作りになっているのが特徴です。そもそもが、既にスピードを出して走るための脚力を持っている人が履くことを前提としているので、そうでない人が履いて走ってしまうと脚へのダメージが酷いことになってしまいます。ものすごく軽くて走りやすそう!なんて思って手を出すと大やけどします。地面を蹴った力をロスすることなく推進力にするためのシューズです。

・レーストレーニングシューズ

前述の通り、トレーニングとレースの中間にあたる部類になります。マラソン完走という目標を卒業してタイムを上げていこう、というランナーや、レースシューズを練習でも使うには負担が大きいと感じるランナー向けです。トレーニングシューズよりも軽く、レースシューズよりも安定性があるということで、バランスが取れているシューズとも言えます。


2.おすすめのランニングシューズ

ここまでの話でちょっとランニングシューズのことが分かって頂けたのではと思いますが、いざ、買いに行こう!と思ってお店へいくとものすごい種類のシューズが並んでいます。正直、初めての方が見に行くと途方に暮れてしまうレベルだと思います…。そこで、札幌スポーツ館オススメのランニングシューズを何種類かご紹介します。自分に合いそうなのはコレかな?くらいにチェックしてからお店に行ってもらって、お店で再度スタッフに相談して決めてください。


2-1:asics/GEL-KAYANO®23<アシックス/ゲルカヤノ23>

これまでもあまり運動をしてきた経験がなかったり、走ることに関して不安しかないんです…といった方にオススメなシューズ。安定性とクッション性に非常に優れた1足です。ねじれや倒れ込みに対しての機能も充実していて、安心して足を任せられます。今まで走ることをしてこなかった人にも、走る喜びを教えてくれるはずです。(トレーニング)


2-2:asics/GT-2000 NEW YORK 5<アシックス/GT-2000ニューヨーク5>

全世界でロングセラーの、アシックスを代表するランニングシューズです。部活などはしていたけどランニングっていうのは初めて、というような運動経験があるビギナーにピッタリでしょう。フルマラソン完走から、もう一歩進んだところまでカバーしてくれるシューズとなっています。(トレーニング)


2-3:mizuno/WAVE RIDER 20<ミズノ/ウェーブライダー20>

ミズノ独自の、クッション性と安定性を同時に実現する「ミズノウェーブ」がクッション材の量も少なく済ませ、トレーニングシューズの中でもかなりの軽量シューズに仕上がっています。アッパーもシンプルな仕上がりですっきり見えますし、カラーバリエーションがかなり豊富。ふわふわした接地感ではなく、しっかり地面を踏んでいる感覚が欲しいという人にはコチラがおすすめです。(トレーニングシューズ)


2-4:NIKE/AIR ZOOM SPEED RIVAL 6<ナイキ/エアズームスピードライバル6>

超軽量なレースシューズとトレーニングシューズのハイブリッドデザインとなっているシューズ。カテゴリとしてはレースシューズになりますが、レーストレーニングとしても使える1足。前足部のグリップの優れた素材と強力で安定性の高いシャンクで、前に進んでいく力をサポートします。(レースシューズ)


3.履き方、ケア

シューズの履き方を意識したことありましたか?何らかの競技に打ち込んでいた方は脱ぎ履きも丁寧に行っていたと思います。何よりプレーしている最中のフィット感も気になっていたと思いますし、それがそのままパフォーマンスにも影響してきてしまいます。どのメーカーも足の動きや荷重のかかり方などを研究して、シューズがどう働いて欲しいかを考えて設計していますので、まずは正しいサイズ選び、そしてその後に使用する際に正しく履くことができなければ、せっかくのシューズの機能も半減です。


3-1:正しいサイズ選び

シューズは「足型」をベースに作られています。木などでできた足の形をしたものに素材を合わせながら作っていきます。その「足型」はそれぞれのメーカーで違いますし、同じメーカーでもモデルによって違うものが使われていたりもします。なので、スポーツシューズを選ぶときは「いつも27.0cmだから」といったような自分の中の常識は捨て去ってください。特に普段履くようなスニーカーやビジネスシューズは、知らず知らずのうちに大きめサイズを選んでいることが多いので、まったく別物だと思って選ぶべきです。必ず試し履きをして買ってください。

まずは、お店に行く時間を意識します。言うまでもありませんが、足は体の一番下に位置しているものです。人間の60%は水分で、水分は上から下へと動いていきます。一日中寝ていたのなら別ですが、普通に活動していたら自然と足に水分が動いてしまうわけです。女性で夕方の脚のむくみが気になる方もいらっしゃると思いますが、基本的な原理は一緒です。何が言いたいかと言いますと、午前中にお店に行くのと夕方に行くのとでは足の大きさが違ってしまう、ということです。もしいつも夜に走ることが多い人がシューズを午前中に買いに行ったとして、その時にちょうどいいサイズのシューズを買ったとしても、いざ夜に走ろうとして履いてみると「あれ?なんかきつくない?」となってしまうことがあるわけですね。走る時間が決まっている人は同じような時間に買いに行く方がいいですし、そうできない場合は一日の中でも足の大きさが違うんだということを頭に入れて買いに行きましょう。

次に試し履きの際ですが、紐をほどいて全体的にも緩めてから足を入れてください。かかとを奥までしっかり入れて、幅が窮屈な部分があれば紐をさらに緩めて調節します。かかとをしっかり奥まで入れずに履いて、本来より大きいサイズを買ってしまうパターン、紐を緩めて調節せずに幅広モデルを買ってしまうパターン、この2つは意外と多いんです。それから足首側のシューレースの穴二つ分くらいを適度に締めて紐を結びます。こうしてシューズが履けたら、必ず立ってみてください。体重がかかると足は横に広がります。時間の他にも、立っているか座っているかでも大きさが変わってしまうわけです。そして、試し履きをしながら歩いたりできるお店であれば、歩いたりして動いてみてください。足のいろんな箇所に荷重をかけて、違和感がないか確かめましょう。つま先に指1本分くらいの余裕があればサイズはOKです。


3-2:履く・脱ぐ

サイズ選びの項でも書いたことと、履く際に気を付けることは同じです。シューレースを緩めた状態で足を入れて、かかとを奥までしっかりと入れます。それから紐をつま先側から順に締めていって結びます。全体的にがっちりフィットしていないと、ということでなければ、つま先側のシューレースはしっかり締めていなくても構いません。むしろ締めずに拇指球(親指の付け根)より先はゆったりしている方が、足の指を有効に使えて踏ん張りやすくなったりします。忘れずにしっかり締めるのは、前述した足首側の穴二つ分のシューレースです。ここをしっかり締めて結んでおけば足首が固定されるので、シューズの中で足が前後に動くこともなく、走りやすくもなりますしけが防止にもなります。決して、紐が結ばれたままのシューズのかかとを踏みながら無理やり足を入れる、なんてことはしないでください!特に絶対にかかとを踏まないように!踏んでしまうことでかかとがへたってしまうと、ヒールカップがかかとを支えられずに安定性が欠け、捻挫などけがにつながってしまうこともあります。

脱ぐときはもちろん、ちゃんとシューレースをほどいて緩めて脱いでください。


3-3:保管する

ランニングシューズは通気性が良い素材や作りになっていますが、走り終わるとやっぱりちょっと蒸れている感じはします。ということは、少なからず足が汗をかいて、発散しているものの完全にはできていないということですね。走り終わって、シューレースをほどいてシューズを脱いだら、インソールを取り外してシューズ本体とともに風通しの良い場所で乾燥させてあげましょう。雨の中を走った、水たまりに入ってしまった、という明らかに濡れた時だけ乾かすのではなく、走った後はいつも乾かしてあげることが大切です。インソールが最も湿気を吸っていることが多いのですが、シューズの中に入れっぱなしではなかなかちゃんと乾いてくれませんので、取り外してシューズから出しましょう。シューレースを緩めてインソールを取り外してあげることで、シューズ本体も風通しが良くなり乾きやすくなります。また、シュードライヤーという商品もあります。炭などの乾燥剤が入ったパックで、シューズの中に入れると湿気を取ってくれるアイテムです。シューズの型崩れも防いでくれるので一石二鳥です。



いかがでしたでしょうか。まずは自分の足にあったシューズを見つけて、無理なく走り始めましょう!続けていくには、「無理なく」というのが一番大切です。続けば上達が感じられますし、上達すれば楽しくなってますます続いていきます。お気に入りのシューズももちろん、かっこいい・かわいいウェアや便利なアイテムも気持ちを上げてくれますので、少しずつ揃えていきたいですね!初めは自分なんて無理だと思っていた人が、どんどん走れるようになって、フルマラソンだって完走できるようになって、という方は大勢いらっしゃいます。走れば走っただけ自分の力になるのがランニングです。全て自分のペースで進められるのもランニングです。これからもみなさんが楽しく続けていけるお手伝いをしたいと思っておりますので、また次回もお楽しみに!




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