「テニスを続けたいな」と思ったなら、やっぱりまずはラケット!スクールのレンタルからマイラケットへ!

  • tennis
  • 2017.03.27

スポーツの中でも、プレーの良し悪しに道具が大きく関わってくるのがテニスです。

それゆえ、自分に合うラケットなのか否かで上達スピードも全く変わってきてしまいますし、トッププロの中には試合の中で微妙な違いを使い分けている選手もいます。

自分の腕の振りが変わらなくても、ラケットを変えると全く違う打球が生み出せたりもします。

とは言え、お店に並ぶラケットの列を目にすると、果たして自分に合う1本をこの中から見つけだせるのか…途方に暮れてしまうと思います。

もちろんお店のスタッフがそのお手伝いをさせてもらいますが、その前にラケットの基本的な部分だけでも掴んでおくと、ラケット選びもスムーズになりますし納得して選んでいけるでしょう。

ここでは、ラケット選びに必要な基本のポイントをご紹介していきますので、一緒に勉強していきましょう!



まずはラケットの基本知識を知っておこう!

基本の基本、ラケットの各部の名称を知っていきましょう。頻繁に使うわけではありませんが、スクールのレッスン中にコーチが説明するのに出てくることがありますし、ラケット選びは1度で終わるわけではありませんので覚えておいた方がいいでしょう。


「ラケット」は厳密にいうと「フレーム」と「ガット(ストリング)」の2つが合わさっているものです。今回勉強していくのは「フレーム」に関しての知識です。ガットはまた別の記事で詳しく説明していきます。

ラケットのガットを張ってボールを打つ丸い部分のことを「フェイス」と呼び、フェイスを構成する枠の部分を「フレーム」と言います。同じ「フレーム」というワードが出てきましたが、厳密にいうとこの枠部分のことを指します。フェイスの逆側にある手で握る部分を「グリップ」と呼びます。ちなみに握った時にグリップが滑らないように巻くものを「グリップテープ」と言います。そしてフェイスとグリップの間の部分を「シャフト」といい、フレームの下部分と2本のシャフトとでできる三角形の部分を「スロート」と呼んでいます。

フレームとシャフト部分は主にカーボン製で、モデルによって違う素材が全体的・部分的に混ぜ込まれたりしています。グリップ部分はウレタンなどでできています。



ラケットを見分ける「3要素」

以上を踏まえて、ラケットの違いを分ける要素に関して知っていきましょう。

テニスラケットは毎年、新たな技術や素材を使用して新たなモデルが発売されています。もちろんそれらによって性能が変わってきますが、それよりも前にラケットの性能を大きく決める要素が3つあります。「ラケット重量」、「フェイス面積」、「フレーム厚」の3つです。

まず「ラケット重量」ですが、全く同じ形状でラケット重量が重いときにはより振りにくく、軽いときには振りやすくなります。じゃあ軽い方がいいんじゃないの?となりますが、同じ強さで打ったときには軽いほどスピード・威力ともに落ちることになります。また、形状が同じでより重ければ、その分フレーム・シャフトの素材の厚みが増すということなので、重い方が打球時にフレームが歪みづらくなりコントロール性能も上がります。

「フェイス面積」は打球面の広さです。inch²で表記されています。ラケットはガットのどこで打っても同じではなく、真っ直ぐかつ威力のあるボールを打つには「スイートスポット」と呼ばれる部分で打つことが求められるのですが、このスイートスポットはフェイス面積に比例して広くなります。安定してスイートスポットで打つ技術があれば、よりパワーを伝えやすくコントロールもつけやすくなるのでフェイス面積が狭い方が良いでしょう。逆にまだテニスに慣れていなくて、打球部が安定しないのであればフェイス面積が広くスイートスポットも広いラケットの方が扱いやすいです。

最後に「フレーム厚」ですが、ラケットをフェイスが見えないようにして1本の線のようになるように見たときのフレームの厚さのことを指します。これが厚いほど同じ力で打ってもよりボールが飛びやすく、薄いと飛びにくくなります。ここでも、じゃあ飛びやすい方がいいんじゃないの?となりますが、ご存知の通りテニスはボールを相手コートの中に収めるスポーツなので、飛びすぎてしまうと収まりません。



始めたばかりだから初心者用?初めてのラケット選びのポイント

いわゆる初心者用と言われるラケットは、まだラケットを振るのに慣れてないよね?スイートスポットで捉えられないよね?ボールも飛ばせないよね?という想定のもと、軽くてフェイスが広くてフレームが厚いラケットが設定されていることがほとんどです。成長期の学生さんなどはそれでいいかもしれません。

ですが、例えば学生時代は野球をやっていて、社会人になってテニスを始めるんです、という人はどうでしょう?テニスはやっていなかったけど、ソフトテニスはやっていたんです、という人はどうでしょう?前者は体格も良さそうですし、スイングは速そうですから、重めでそこまで飛ばないラケットの方が向いているでしょう。後者はボールの重さには慣れていないでしょうが、しっかりスイートスポットで捉えられるでしょうから、大きなフェイスのラケットである必要はありません。

初心者でも上級者でもラケット選びで大切なのは、自分がどんなプレイヤーなのかもしくはどんなプレーがしたいのかを知っておくことです。とは言え始めたばかりだとわからないことが多いでしょうから、ラケットを買いに行く前に、コーチや先輩などにどんなラケットがいいかアドバイスをもらっておきましょう。そしてできれば、お店に今使わせてもらっているラケットを持っていくか、それができないようであればラケットの機種や、重量・フェイス面積などのスペックを控えてお店に行くと、それと比較してどの機種がいいのか販売員がオススメを提案してくれます。こうして「プレー」に詳しい人、道具に詳しい人、両方に意見を聞いて決めていくのが間違いがない方法です。



今回ご紹介した要素以外にも、バランスなどの要素やどんなラケットかを示す数値はあります。ラケットフレームだけでなく、ガットも重要な要素です。それはまた次回ご紹介したいと思いますが、まずは重量、面積、厚さを押さえてラケット選びを始めてください。ラケットもテニスを続ける限りは、一度買ったら終わり、というわけはありません。ボールを打っていれば相当な衝撃がかかり続けるわけですから、カーボンなどの素材が劣化して本来の性能がどんどん失われていきます。その間に上達もするでしょうし、自分の体の状況もかわってきますので、それを把握してまた新たにラケット選びをすることでプレーの質も変わってくるはずです。「ラケットは自分の体の一部」ですから、しっかり知って自分に最適なものを選んでいきましょう!



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