足元も大切!テニスシューズの選び方

  • tennis
  • 2017.06.23

テニスを始めてから、ラケットの次に気になってくるのがシューズかと思います。ラケットの種類の多さに驚いた方も多いと思いますが、テニスは他のスポーツと比べてシューズの方も種類は多めです。スクールのレンタルで済ませていたけれど、そろそろ自分のシューズを…という方も、これまでなんとな~く選んでいたという方も、これを読んでおけばテニスシューズのことはバッチリ!となるようにお話していくつもりですので、最後までお付き合いください。


テニスシューズはこんなシューズ

他のスポーツも同じですが、テニスにはなぜテニスシューズかと言うと、テニスの動きに合わせた設計をしているからです。テニスは動いて、止まって、打って、また動いてという動きの繰り返しです。360°の動きに対応し、素早く動け、打つ際にはしっかり踏ん張れる性能が必要です。

しっかり止まれるグリップ力も必要ですし、滑りやすいコートではわざとスライドさせることもあるので、耐摩耗性というのも必要になってきます。 足の甲を包む部分・アッパーは軽さも必要ですが、止まる際に足が必要以上に倒れ込まないように強い素材が必要です。アッパー材自体もそうですが、特に力が加わる部分には補強パーツが付いていることもあります。 足裏に当たるアウトソールは、次の動きへの体重移動がしやすいように角の取れた形状になっていたり、蹴り出しの際に壁となるように固い素材が入っていたり、足の踏み出しがしやすいようにソールパターンが工夫されています。

それぞれのメーカーやモデルによってどういた部分を重視してシューズが作られているかが違いますので、自分の好みやプレイスタイルに応じて選んでいけば、上達や勝つための力になってくれます。



シューズを選ぶ時のファーストステップ!サーフェイスに合わせる

サーフェイス。聞きなれない言葉だと思いますが、テニスコートははいくつかの種類の「地面」の上でプレイします。

ハードコート…セメントやアスファルトの上に合成樹脂などでコーティングして作られているコートです。グランドスラムでオーストラリアンオープンとUSオープンで採用されているコートになります。バウンドが安定してイレギュラーがほとんどない、管理がしやすいといった特徴があります。動きという面でもグリップしやすく安定した足運びができますが、硬い分地面からの突き上げがきついので脚を消耗しやすいコートです。

クレーコート…その名の通り「土」のコートです。プロでは、フレンチオープンに代表される「赤土」の上で行われるトーナメントが多いです。ハードコートに比べ球足が遅くバウンドも高くなります。砂の上なので滑りやすくなりますが、わざとスライドさせるフットワークでネット際のボールを拾ったりと、不利な面を利用できたりもします。

グラスコート…こちらもその名の通り「芝」のコートです。芝は維持に非常に手間がかかることもあり、グランドスラムのウィンブルドン選手権が有名ですが、プロでも芝の大会は年間7大会程しかありません。特徴はクレーと真逆で、球足が速くバウンドが低くなります。芝自体の上も滑りやすいことと、大会が進むと芝が剥げて土が見える箇所が多くなり、プロのゲームでも足を取られてバランスを崩す場面をよく目にします。


プロのゲームが行われるのは上記の3種類のコートがほとんどですが、一般に使われているコートとしては以下があります。

ハードコート…少しいい施設だと人口樹脂コーティングが施されていますが、そのままアスファルトという場所もあります。

オムニコート…人口芝に砂をまいたコート。天候に左右されずプレイできるが、滑りやすく引っかかりやすい。

クレーコート…土のコート。ソフトテニスと兼用となっている場合も多い。

カーペットコート…室内のテニスクラブで採用されていることが多い。

人工芝コート…こちらも室内コートに採用されています。質によって感触、バウンド、突き上げもかなり変わります。

という様にサーフェイスが様々ありますが、全部に対応しているとメーカーさんもキリがない無くなってしまうので、シューズとし ては、「オールコート用」「オムニ・クレーコート用」「ハード・カーペット用」と大きく分けて3種類になっています。


オールコート用

その名の通り、すべてのサーフェイスに対応するシューズ。

屈曲しやすいように様々にカットが入っていますがヘリンボーン状などにして、ソールの接地面積が大きくなるように作られています。「オールコート」となっていますが、ハードコートなどの砂利がないコート向けです。接地面積が大きい=グリップ力が高い、ということです。アスファルトの上を走るための、自動車の夏タイヤのようなイメージです。


オムニ・クレーコート用

オムニコート、クレーコートのように、地面の上に砂や砂利が多く載っているコート向けのシューズ。

オールコート用と比べてアウトソールの形状が細かく分かれているのがお分かりかと思います。オールコート用のように接地面積を大きくとるアウトソール形状ですと、オムニやクレーコートの場合に砂利の上に乗っかってしまい、地面にソールが接しないことになってしまいます。そこでアウトソールを目の細かくし、その目の中に砂利を潜り込ませることによって接地面積を稼ぐ形状にしています。

氷の上の水をゴムの溝で吸い上げて接地させるスタッドレスタイヤのようなイメージです。ハードコートなど硬い地面のコートだと上手くグリップしてくれません。試合などでいろんなサーフェイスのコートでプレーするようであれば、オールコートとオムニ・クレーコート、2足を用意しておくことをオススメします。サーフェイスの合わないシューズを使っていると消耗が早くもなります。


ハード・カーペットコート用

先程から例えで上げているタイヤで言うと、レース用のスリックタイヤといったところです。一枚もののラバーに凹凸やカッティングを入れ、よりグリップし屈曲しやすいように加工されています。きれいなハードコートやカーペットコートでは抜群にグリップを発揮しますが、砂利やホコリなどがソールと地面の間に入ってしまうと一気にグリップを失ってしまいます。室内専用ともいえるシューズです。



サーフェイスに合わせてそれぞれのシューズを用意する、というのがベストですが、まずは普段練習するコート、試合でよく使うコートに合わせて選びましょう。どんなスポーツも足元が命。シューズが良くないと本来の力も出せませんし、怪我にも繋がってしまうのでしっかり選んでくださいね。

長くなってしまいましたので、第2弾でメーカー別の特徴をお伝えしようと思います!次回もお楽しみに!



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