【テニス・バドミントン】ラケットとの唯一の接点!グリップにこだわる

  • tennis
  • 2017.08.14

グリップから伝わってくる「打球感」というのは、プレーしていくなかでとても重要です。自分のショットがどうだったかというのもそうですが、対戦相手の球質を知ることで、対策を打つ、戦略を練り直すということも出てきます。

自分のショット、ということで言うとまず根本的に安定したスイングからショットを打てなければなりません。グリップが滑ってラケットのフェイスが安定しないようではお話になりませんし、滑ることを意識して力が入りすぎてもいけません。プロでも、試合前やゲームの合間にグリップを巻き直している様子が見られることがあります。ボールを直接触らないスポーツであるからこそ、グリップの重要度は非常に高いのです。

相手のショットの情報を感じ取ることも重要です。どのくらいのパワーで打ち返せばいいのか、スピン量はどうすべきなのか、ストップやレシーブはどのくらい振ればいいのか、など特に受身に回っている時に相手のショットにどう合わせていくかを決める要素になります。

ラケットやガットに目が行きがちになっているプレイヤーも、これを機にグリップにもこだわっていってください!



ラケットと同時に太さも選ぶ

グリップの太さがなぜ重要かという理由として、ボールのスピードがあります。速い打球を放つには、手首の柔らかさを利用し、スナップを利かせることが大切です。もしラケットを離さないよう強く握りしめた場合、どうしても手首は硬くなり、速い打球を放つ、返すということができなくなります。グリップが合わないということは、それだけ強くラケットを握ることにつながり、速い打球にはつながらないことを意味する結果となります。

手首の柔らかさを出すには握力を弱めること、持ちやすくすることが大切です。そのため、グリップを太めにし、持ちやすくすることで握力を弱めることができます。ただ、これだとラケットの面にブレが生じるため、グリップを太くすれば問題ありません。細めのものを利用し、それでしっくりくれば問題なく、もし不満であればグリップテープで補強することも可能です。この際、どのようなグリップテープを使うのかということも大事です。



ウェット系グリップテープ

日本人に人気なのがウエット系と言われています。ウエット系の特徴は手にラケットが吸いつきやすいというものです。手に吸いつくような形であればそれだけ握りやすくなり、速い打球も放つことができれば、その操作性も向上し、思い通りにプレーをすることができます。また、手の汗をグリップテープが吸収してくれるため、それもメリットとされています。汗をかくとラケットがズレやすくなりますが、そうした心配もなくなります。

ただ、時期を間違えるとそれらのメリットが逆効果となることもあります。汗を吸収してくれるのがウエット系の特徴ですが、夏場などはただでさえ汗をかく中、プレー中の汗まで含めるとなると相当吸収し、むしろ吸収しきれないような状態となります。すると、ラケットを落としやすくなり、踏ん張りが利かないことも考えられます。



ドライ系グリップテープ

ウエット系グリップテープは全体にもこもこした印象があり、そうした材質が汗を吸い取ることになりますが、ドライ系グリップテープは紙のような素材でできており、汗を吸い取るような感じには見えません。特にラケットに巻いた直後はさらさらしており、到底うまく握れるとは思えないと感じるほど、不安を感じますが、いざ握ってみるとそうした心配は消えます。汗の湿り気によって、非常に握りやすくなるため、おもに外国人が好んでこれを利用しています。

ドライ系グリップテープは毎回調整が必要であり、その点は面倒さを感じる部分ですが、手の汗を多くかく人、夏場にテニスやバドミントンを行う場合などはドライ系の方が好都合です。特に運動量が激しく、大会を目指すような人にとってはドライ系じゃないと大変という傾向もあります。

ドライ系というわけではありませんが、バドミントンでは「タオルグリップ」を好んで使用しているプレイヤーもいます。その名の通りグリップ表面がタオル地になっています。汗をしっかり吸ってくれますが、使い続けると吸った汗で重たくなるのと、グリップ性はないのでグリップパウダーと併用する必要があります。それでも独特の感触が好きなプレイヤーが多く、根強い人気です。

ウエット系、ドライ系それぞれのメリットを踏まえた上で、後はその人の好み、テニスやバドミントンをどのレベルで楽しむかというのもポイントとなります。



ベースグリップを変えると感触もガラッと変わる

ウェット系、ドライ系と紹介しましたが、ここまではいわゆる「オーバーグリップテープ」と呼ばれるテープでした。薄くて巻きつけるタイプのテープに対して、ラケットを買った時にもともと巻いてあるグリップテープを「ベースグリップ」と言います。

ベースグリップも巻いていない素材のままのグリップ部分は角が立っていて、とてもボールやシャトルは打てません。そこにクッション材が内蔵されているベースグリップを巻いて、その上にさらにオーバーグリップを巻く形になります。

ベースグリップもポリウレタン系の素材で、クッションがあり打球感をマイルドにしてくれるタイプと、レザー系素材で打球感をしっかり伝えてくれるものとがあります。現在販売されているラケットのほとんどにはポリウレタン系のベースグリップが巻かれています。ラケットの握りの方向がもっとはっきり分かるようにしたかったり、打球感をもっと感じたい方はレザー系に巻き替えてみるのもいいでしょう。



オーバーグリップであればワンコインで買えるものがほとんどです。ラケットやガットよりも気軽にいろいろと試してみることができますので、自分の感触に合ったものを見つけてください。カラーバリエーションも豊富なので、試合中に冷静を保ちたいということであればブルー系にしてみる、といった工夫もできます。

お店にラケットを持っていけば巻いてもらえますが、できれば自分で巻けるようになりましょう!巻き方自体は簡単で覚えてしまえばものの数分でできますから、試合の合間に巻き直したり自分好みに調整したりできると、より試合に集中できるようになりますよ。



コチラもオススメ

足元も大切!テニスシューズの選び方

そろそろ張り替え ガットの基本(テニス編)

「テニスを続けたいな」と思ったなら、やっぱりまずはラケット!スクールのレンタルからマイラケットへ!

RELATED TOPICS このスポーツの最新トピックス

HOT TOPICS 最新のオススメトピックス