ミズノ グラブづくりin札幌スポーツ館

  • baseball
  • 2017.08.02

7月29日(土)にもう毎年恒例となっているミズノ「グラブづくり」を開催しました!!小学生以下が対象で、親子で参加して頂き、一緒にひとつのグラブを完成させていただいています。

今も変わらず、野球のグラブは一つ一つ手づくりです。だからこそ工程を体験して頂けますし、覚えれば自分でちょっとした修理もできるようになります。何でもそうだと思いますが、モノを作り上げるというのはとても面白いものですし、自分で作ったものを自分で使っていく中で、大切に手入れしながら使っていく意識も生まれますので、お子様にはとてもオススメなイベントです。



自由研究にもお役立ち!

この「グラブづくり」で体験していただく工程は、グラブ製作の中でも最後の最後、ほんの一部になっています。逆を言うと、そこに至るまでの工程は初めて作業する方には難しい、というか全く上手くいかずに終わってしまいます。特殊な道具や少々危険が伴う場面もあるのですが、それがあって初めて完成します。

実際の作業だけでなく、グラブ製作全体を自由研究の題材にしていただけるように、工程のパネルや組み立て前のグラブのバラパーツの展示も用意させて頂きました。

工程はかなり多く、いろいろな道具を使って進めていきます。写真だけではなかなか分かりづらい工程もありますが、題材として写真を撮って行かれる親御さまも多くいらっしゃいました。グラブは手を入れる内側の手袋と、ボールを捕る外側の手袋の2重構造になっているのですが、細かなパーツを縫い合わせて、最後に紐で組み合わせて完成します。どれがどんなところのパーツになるのか、説明なしにはわからないとおもいますが、それぞれちゃあんと役割があります。

ほどんどのグラブは牛革でできています(廉価なグラブで人工皮革や豚革を使用しているものもあります)。写真は、牛の半身の首から背中、お腹、お尻にかけての一枚の大きな革から、どういった具合にパーツがとられていくのかの見本です。実際は余りが出ないように間隔を詰めて、2~3個分のパーツを取ります。さらに言うと、首回りや肩回りなどはよく動く箇所なので革が軟らかく、お腹やお尻はずっと張った状態なので革が硬くなっています。グラブもパーツごとに革の硬軟を分ける必要があるので、それぞれに適したところからパーツを切り出します。

他にもミズノさんが超ビッググラブ(!?)も用意してくださいました!

ちょっとこれだと大きさが分かりづらいですが、指1本分が腕1本分くらいの大きさです。とても片手で持っていられません(笑)!どんな打球でもこぼさない!と言いたいところですが、ウェブの隙間からボールが抜けちゃいます(笑)!



作業開始!ウェブの取り付けと指先紐通し!

みんなお揃いのTシャツを着て、ミズノのスタッフさんに手順を教えていただきながら、いよいよ作業開始!われわれスポーツ館のスタッフも補助させていただきます。

行うのは最後の最後の工程、ウェブの取り付けと指先の紐通しです。革紐の先端にある穴に、針と呼んでいるヘアピンをもっと長くしたような針金を折り曲げたものを通して、グラブの紐穴に針を通して、それから革紐を引き通していきます。革紐にも表裏があり、見える側には表が来るように紐を通していきます。丸い紐ではなく平たい紐が故に表裏があるのですが、向きを正しく通していくには慣れとちょっとしたコツがいります。

お父さん、お母さんと一緒に悪戦苦闘しながら通していきます。

ちょっと慣れてきたかなと思ったら新たな難関。進んで行った先に、空いている穴がない!?「さあ、次はどこに入れるでしょう??」なんてクイズ形式にしてみたりして進めましたが、1つの穴に1本しか紐が通らないという訳ではなく2本通すところもあったりするんです。

初めは紐の表と裏にあんなに苦戦していたのに、少しコツを教えてあげると最後の方はスムーズに通していました。子供の吸収力はすごいなぁと感心です!

大体1時間半ほどでみんな作業終了!過去にスポーツ館で開催した「グラブづくり」の中でも、結構早いペースでした。最後に「修了証」に手形を取って、記念撮影!

このあと、スポーツ館のスタッフに出来上がったばかりのグラブを「スチーマー加工」してもらいました。本格的なグラブは初めてだったり、今も持ってはいるけどお手入れをちゃんと知りたいとおっしゃっていただいた親御さまに、グラブオイルの紹介をしながら手順をお伝えしました。

もっとも基本的なお手入れ方法だと、まずは叩いて落ちる砂や汚れを落とし、それでも残るものを柔らかな布でふき取ったりして汚れを落とします。その後にオイルをまんべんなく薄塗りくらいで塗っていき、軟らかくしたい部分には少し重点的に塗ります。グラブ全体の革がしっとり潤っているくらいになっていればOKです。革が潤っていないと硬くなっていって革がダメになってしまいますし、潤っていると捕球するときに打球の勢いとスピンを吸収してしっかりキャッチできます。

オイルも一番基本の缶に入っているタイプでも構いませんが、オイルがごてっとしていて塗り重ねるとグラブ全体が重たくなってしまいます。少しお値段が張りますが、粒子が細かく浸透力の高いオイルを使うのがオススメです。



終わってから少し経ちましたので、1回くらいはキャッチボールでもしてくれたかな?と思っております。革はお手入れすれば一生モノなので、大切にしてもらえるといいなと思います。筆者も小学生のころのグラブを今でも持っていますが、ちゃんとお手入れできていなかったのでカサカサです。大人になってこうしてグラブに携わり学んだことを生かして、グラブを再生中です。小さいは小さいですが、キャッチボールくらいには十分使えます。

来年の開催は未定ではありますが、またみんなの一生懸命な姿や楽しそうな笑顔を見れたらいいなと考えております!参加したことがあって、弟さんや妹さんにもと考えている親御さまや、読んで頂いて来年はぜひ!と思ってくださったみなさまは、来年開催があれば5~6月頃にまたお知らせできると思いますので、またホームページをチェックしてみてください!

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