【バドミントン】ラケット選びも実力のうち!自分に合ったラケットを!

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  • 2017.08.07

スポーツで上達を目指すのであれば、もっと体力をつけたり、テクニックを上げたりするために、色々と努力や工夫をすることが肝心なのは言うまでもないでしょう。それはバドミントンにも当然当てはまるのですが、ラケットという道具を使うスポーツであるという点も、軽視することはできません。バドミントンでは、ラケット選びも実力のうちと言えるのです。つまり、現状よりも上手くなるための有効な方法の一つはラケットの見直しなのです。ラケットを手に持って使うと言うよりも、自分の一部になった感覚になるためには、自分に合ったラケットを選ぶことが肝心です。

特に今年の春に部活動で始めたプレーヤーや、成長期で一気に体つきが変わってきているみなさんは小まめに気にした方が良いです。バドミントンのラケットはシャフトやフレームが細く、他のスポーツの道具と比べてもものすごく軽いので、ほんのちょっとの差が何倍にも大きくなって影響が出やすいものです。ラケットそのものが変われば、というのはもちろん、自分の筋力が上がったり、上達して同じ力でも鋭くスイングできるようになればそれに沿ってラケットをまた選んでいきましょう。ここでポイントを押さえてラケット選びの参考にしてください。



まずはラケットの基礎を押さえよう

どのようなラケットを選べば良いのか、自分に合ったラケットはどのように決まるのかといったことを考えるためには、まずはラケットの基礎的な知識を知っておくことが重要になります。

ラケットは大きく分けて4つの部分に分けられます、フレーム、シャフト、グリップ、打球面(フェイス)です。打球面はガットで構成され、ガットに関してはまた別の機会にお話させて頂きます。ここではいわゆる「ラケットフレーム」と呼ばれるガットを張っていないラケットの違いについてご紹介します。ラケットは大きく分けて「重量」「バランス」「硬さ(シャフト)」の3要素の違いで、性能が大きく変わってきます。

まず最初は重量についてですが、バドミントンの世界ではUという単位で示されており、その前に付く数字が大きいほど軽くなります。基本的に約90~95gの2Uから約75~80g5Uまでの4種類があって、約85~90gの3Uが標準的な重さです。重い方がより力が伝わりやすくスピードも出やすくなりますが、軽いものを振るときと同じスイングスピードを出すにはパワーが必要です。軽い方が振り抜きやすく、コントロールしやすくなります。

また重量は同じでも、そのバランスの置き方が違うものがあります。先端が重いタイプはヘッドヘビー、先端が軽いタイプは ヘッドライト、先端が重くも軽くもないタイプはイーブンと呼ばれます。

次はシャフトの硬さについてですが、硬ければシャフトと接する時間が短いため力がそのまま伝わりやすく、柔らかければよくしなるので、弱い力でも速く打ちやすくなります。ただ、硬ければシャフトの「返り」が早くなり柔らかいと遅くなり、自分のスイングスピードと「返り」の速さをマッチさせないとスピードは出ません。

またフレームの形状によって、四角いフレームだとスイートスポットが広くなったり、丸いフレームだと力が伝わりやすくなったりします。その他にもフレームの断面が四角に近いと歪みにくく力を逃しにくかったり、縦長だと振り抜きやすいなどの違いもあります。



どんどん打ち込むハードヒッターを目指す

まずはパワーに自信があって、シングルスでの試合で勝ち抜きたいと望み、どんどん打ち込むハードヒッターを目指す場合に合ったラケットを考えてみましょう。

この場合には、重量は重い方が適しています。扱うのにはそれだけの力が必要となるものの、重いラケットの方が当然、勢いのある速い打球となるからです。

次にバランスについて言うと、ヘッドヘビーが適しています。先端の方が重ければ、それだけ勢いをつけて早いスマッシュが打ち込めるからです。ただ、素早い操作が難しくなる点には注意が必要です。

最後はシャフトの硬さですが、この場合は硬い方が適しています。シャフトが柔らかいと、せっかくのパワーを弱めてしまう恐れがありますが、シャフトが硬ければしなりが少ない分、その人の力がダイレクトに打球に伝えられます。また球離れが早いため、スマッシュの速さにもつながります。



テクニックで攻めるコントロールプレイヤー

シングルスの試合ではパワーがある方が有利な場面が多くなるかも知れませんが、ダブルスで戦う場合であれば、パワーにあまり自信がない人でも、テクニックを鍛えることで強くなることが期待できます。それではテクニックで攻めるコントロールプレイヤーを目指す場合に合ったラケットを考えて行きましょう。

最初に重量について言うと、やはり軽い方が合っています。パワーが弱い人は、そもそも重いラケットを上手く扱えないので当然とも言えるのですが、特にダブルスの前衛に要求される繊細なショットを打ったり、早い返球を続けるためには、軽いラケットが適しているのです。

次はバランスについてですが、ヘッドライトが適しています。先端が軽ければ素早いラケット操作が可能となるので、スピーディーな応酬に対応できますし、早い返球がしやすくなります。

シャフトの硬さは、柔らかい方が適しています。弱い力で打っても、柔らかいとしなりが強い分、強くて速い打球が打ちやすくなるので、パワーが不足する分をある程度カバーできるからです。



自分がどのようなプレイスタイルを目指すかによって、選ぶラケットが変わってくるのは確かではあるのですが、自分がどんなプレーヤーなのかを知ることもまた肝心となります。もちろんパワーやスピードがあるかないかといった基本的な要素に関しては、バドミントンをする前から自分で十分理解していると思いますが、バドミントンに関する要素について、練習や試合を行う中で知って行くことになります。

特に肝心となるのは、自分の得意なショットと不得意なショットを知ることです。バドミントンにはスマッシュやドロップなど、いくつもの種類のショットがあり、それぞれに要求されることが違ってきます。得意なショットをより上手く打てるようにするか、不得意なショットを少しでも打ちやすくするかなども、ラケット選びをする際に考慮すると良いでしょう。

また、どんどん攻めて行く攻撃型のプレイに向いているか、しっかりと守る防御型のプレイに向いているかには、能力だけではなく性格的な要素も関係してくるので、そういった部分でも自分をよく知ることが肝心です。そうしたことは「ラケットを選ぶ」ということだけでなく、「勝つため」に知ったり決めていくことにもなりますので、意識してみてくださいね。

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