【奇跡の完走!?】SHO1の東京マラソンレポート!後編

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  • 2018.03.14

2017年8月27日の奇跡から半年、2018年2月25日。もう一つの奇跡が。

日本一過酷なフルマラソン・北海道マラソンを息も絶え絶えでなんとか完走した素人ランナーが、今度は日本一のレース・東京マラソンに挑んだ記録の後編。いよいよレース当日のレポートです。


装備品確認!!

「一応」北海道マラソンを完走したワタクシ。一度経験があるかないかでは気持ちも準備も全然違いますね。今回のワタクシの準備を紹介します。

前編でお話した通り初めからシャツは現地調達を予定していたので、東京マラソンEXPOで購入したTシャツを着ました。その下に野球の締めつけ過ぎずゆる過ぎずというミドルフィットのアンダーシャツを着用。それにcw-xのRevolutionタイツにナイキのランニングパンツ、天気予報は曇りでしたが一応オークリーのレーダーロック(サングラス)といった出で立ちでした。

補給は、MEDALISTのENERGY GELを4つ、井村屋さんのスポーツようかんを2つ、スマートフォンを北海道マラソンの時に使ったSVOLMEのポーチに入れて走りました。

あとは、北海道マラソンの時にシャツの中で擦れてレースの後ひどい目に遭ったのでニップレスを貼り、EXPOでもらったリラックス効果のある香り付きの鼻腔テープ・FITS SPORTSのSCENT TAPING(セントテーピング)をつけていました。

シューズはasicsのGEL KENUN。GELのクッション性が良くて、走っても良し街で履いても良しの1足です。そのGEL KENUNの中に、これまた道マラでも使ったBMZのインソールを入れました。

正直なところほとんど練習できずに挑む形だったので、補給は多すぎるくらいでいいと思っていましたし、シューズもクッション重視のものでないと足がもたないということでのチョイスでした。道マラの時は膝回りにキネシオテープを貼っていましたが今回はタイツ。これも脚がもたないだろうということと寒さ対策ということでこちらにしました。


スタートエリアには絶っっ対に早めに!!

東京都庁周辺のスタートエリアへは、5つのゲートのうちの予め指定された一つから入場していきます。入場は7:00~8:15の間に済ませなければいけません。新宿駅からも結構歩きます。ゲートではセキュリティバンドでの認証と、手荷物検査があります。入場ゲートは手荷物預けの前に通過していきますが、このゲートの段階でペットボトルに入ったドリンクは持ち込めず、捨てるか飲み干すかしなければなりません。一つ250ml以下で紙パックかアルミパウチで未開封の物は持ち込み可能です。ちなみに、ゲート通過後に給水&給食ポイントがあってスポーツドリンクやバナナをもらえます。基本はゲート入場前に済ませて、少し足りないと思ったらここで頂いちゃいましょう。

ゲート通過後、スタートエリアでの整列は7:45~8:45。早めにいくと結構時間が空くのですが、油断しているとトイレの行列にものすごく時間を取られてしまうので要注意です。当日は最低気温が3℃、最高気温で9℃。寒いとトイレも近くなってしまうのもあってすごい人でした。走る格好にフリースパーカーを着ていただけの身にとって1時間は体を冷やすのには十分でしたから、ギリギリまで手荷物預けを粘ってスタートエリアへ行きました。

スタートエリアはギッチギチ。結構詰めていかないと入りきらない感じで、ボランティアの方が詰めてくださ~いと声掛けしていました。スタートゲートは真っ直ぐ行ってビルに突き当たったところを左に曲がって、しばらく行ったところです。聞いていた通り、スタートゲートをくぐるまでに結構かかりそう…。

招待選手の紹介や陸協の偉い方の挨拶などセレモニーが一通りあって、いよいよスタートです!


20kmまではまあまあ順調!

9:10、スタート!!

ワタクシはJブロックでしたから、しばらく動きません(笑)。事前にスタートゲートまでは30分くらいかかると聞いていましたが、動き始めると意外とスムーズ。順調に都庁に近づいていきます。

スタートゲートに…いらっしゃいましたよ、都知事!

みんな写真を撮っていて、スタートゲート付近が一番渋滞していました。ゲートを過ぎてしまえば、いきなり!?とちょっとびっくりするぐらいスムーズに流れていきます。ちなみにスタートのロスタイムは16分程で、思ったよりもかなり早く抜けることができてラッキーでした。

トータルで36000人、道マラの倍の人数なわけでものすごい人数で走ってはいるのですが、かなり道幅が広い道路を走っていたので、詰まってしまってどうにも抜けられないということはほとんどありませんでした。久々に走るので感覚とペースを思い出しながらオーバーペースにはならないように気を付けて走ります。

あえてコースもあまり把握せずに行きましたし、もちろん全然知らない街の中を走っていくので、周りの景色が新鮮で楽しいです。走り始めてしばらくして気になったのは、なにせトイレが多い!1kmも行かないうちに必ず次が設置されています。多いのは多いんですが駆け込む人も多いので(笑)、ボランティアの方が「15分待ちで~す」という声掛けをしているのを聞いて、関門時間に対して余裕が出るまでスルーすることにしました。

前半は元気だったので多少写真も撮れました(笑)。

日本橋は10km弱くらい。ここはペース的にも一番順調な区間でした。

雷門~!からの…

スカイツリー!

ここでだいたい15km地点くらいです。雷門前は止まって写真を撮っているランナーがいっぱいいました。そういうワタクシも流れに乗って撮ったんですけど(笑)。田舎もんでもわかるランドマークが見えると気分も上がります!歩いちゃったついでにちょっと早めの補給をして再び走り始めます。

たまたま旅行の日程が合ってITOとも会えた(レース前に)大阪マラソンでもギャラリーが多いなぁと感じましたが、東京マラソンはそれ以上!スタートからゴールまで本当にぎっしり沿道に人がいて、寒い中で小さな子たちも応援してくれていて、本当にありがとう、と思いながら走っていました。ちょこちょこハイタッチに手を出している子たちもいたので、コースの端側にいるときはできるだけハイタッチしながら進んで行きましたよ~。あ、おじさまおばさま、お兄さんお姉さんともしましたけど(笑)。


道マラと同じく…25kmの壁

15kmくらいから5kmを目安に、ちょっとしんどくなってるなぁと感じたら補給をとっていきました。頼れるものには頼る!が今回のチャレンジでのポリシー(?)でしたので、オフィシャルの給食のトマトやバナナや、沿道で出してくれていたチョコやらアメちゃんもいただきながら、エネルギー切れにならないように進んで行きます。

25.7km関門通過時点で足切りまで1時間弱の余裕。ここまでくれば大丈夫、ということで歩くことを許しました!(笑) いやいやゴールまで許すなよ!という声は黙殺します!(笑) 言い訳ではない(ではある)ですが、やっぱりほぼ練習なしでのマラソンはやっぱりキツいです。もともと走っている素地があるならまだしもそれもないですし、心肺的には何ともなかったのですが脚にガグンときました。タイツも履いて、クッション系のシューズにして、ペースも半年前よりもスローで、と楽な条件を揃えたのにも拘らず動いてくれませんでした…。それに加えて、ガスが溜まってるときのようなチクチク刺すようなお腹の痛みまで出る始末。さらに歩きで活動量が減ったせいで、一桁気温だった東京の寒さが身に沁みるという…。

ご覧いただいてわかる通り、元々速くないペースが25~30kmで8min/km、30km以降は徒歩ペース。歩きとジョグを繰り返していましたがこのペースになってしまいました。ただ、脚以外の体の変調は想定外でしたが前半にできるだけ頑張って足切りまでの余裕を作って、後半は歩いてでもなんとか時間内にゴールする、というプラン通りにはなりました。

写真は29km手前くらいですがもうヘロヘロというか、何も感じないようにただ遠くを1点見つめして何とか走っている状態です(笑)。この後、銀座のど真ん中を突っ切って和光本館の前を折れて行っているんですが全然覚えてません…。

さらに追い打ちをかけられたのが、銀座を過ぎて30kmを過ぎ日比谷公園の手前を折れる手前くらいで反対車線はゴールまであと1kmくらいになっており、その表示がいやがおうにも目に入ってしまうんですねぇ…。残りの約12kmがとてつもない長さに感じられました…。最後の日比谷通りの往復は10km少々ですが、道マラの新川通を上回る破壊力でした。それでも何とかひーこらひーこら言いながら、最後の折り返しをパスして戻ってきて40kmの表示が見えてきそうという時に、なんかめっちゃ叫んでる声が聞こえるけど…?と思ったら、走り終わったスタッフITOが沿道に来てくれていてワタクシを呼んでいる声でした!

ITOが撮ってくれました~!いやぁ、コレは助かりました、本当に!!「意外と元気そうだったね~」なんて後で言われましたが、予想だにしていなかった顔見知りとの遭遇にほんっっとうに元気が出ました。しかも本当に終盤にコレが来て、冗談抜きにちょっと泣きそうになりました。道マラの時も沿道に顔見知りがいてくれることのありがたさを痛いほど感じていましたが、今回は遠く離れた地で孤独に頑張るしかないと思っていたので、ありがたさが尋常じゃなかったです。

41kmを過ぎて、フィナーレへの花道といった感じの有楽町のビルの合間を行く道がまた長かったのですが(笑)、そこにも人がみっちりいて下さって、本当に暖かい声を見ず知らずのワタクシたちにかけてくれていました。動かず立っていれば北海道人でも震える寒さだったのに、なんて優しい人たちが溢れているんだろう…。

そして、最後のカーブを折れていよいよフィニッシュゲートが!

待ち焦がれていたよ、君の姿を…。いや、待っていたのは君で、僕が来たんだけど…。

で、東京駅をバックにフィニッシュです!

ああ、もう頭も働いてなくて写真もボケボケ…。最終的にはグロスで5時間49分でフィニッシュ。とにもかくにも、ちゃんと自分の足でゲートをくぐることができて本当に良かったです。

この後、完走記念のタオル、冷え対策の東京マラソンプリントがされているサバイバルシート、完走記念メダルを受け取って、手荷物引き取り場所まで行くわけですが、かなり歩かなければならなくて、脚にもきてるわ寒いわでなかなかキツい道のりでした。その先の日比谷公園で更衣スペースや待ち合わせスペース、SEIKOさんのブースなどがあったのですが、ワタクシは行く必要自体はなかったのと一刻も早くホテルの部屋に戻って休みたい気持ちでいっぱいでしたので、途中で地下に潜らせて頂いてそのまま地下鉄でホテルへ戻りました。足は前に出てくれないし、階段を降りるには激痛が伴うし、ちょっとした荷物なのにめちゃくちゃ重く感じるし…。ああ、こんなだったな、と思いながらホテルに戻りベッドに寝転がったら案の定、しばらく動けませんでした(笑)。その後はタンパク質補給のために「いきなりステーキ」デビューを飾り、再び部屋に戻って爆睡しました!(笑)


北海道マラソンの際は初マラソンでしたし5時間以内にゴールしなければなりませんでしたし、序盤から時計に追われて肉体的にも精神的にも余裕がない状況でしたが、その北海道マラソンをゴールできたという事実が東京マラソンでは余裕を生んでくれました。おかげで少なくとも前半は雰囲気や街並み、ギャラリーのみなさんとの触れ合いを楽しめましたし、苦しい時間帯も道マラをクリアできたんだから大丈夫と思って頑張ることができました。都会の風は冷たかったですが、人々はとても暖かかったです。ゼッケン受付からEXPO、レースと楽しい3日間でした。

全体に長くなってしまいましたが、これからマラソンに挑戦していこうとしている方や、走ってみようかなと思っている方の参考になってくれていれば幸いです。またレースを走るかは分かりませんが、出走・観戦のレポートができればいいなと思っております。もちろん役に立つ商品やシューズの情報はどんどん発信していきますのでお楽しみに!



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