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- 2020.10.05
話題のナイキ新ランニングシューズ NIKE AIR ZOOM TEMPO NEXT% レビュー
先日発売になりました【ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%】のご紹介をしたいと思います。

今年の東京マラソンで大迫選手が自身の持つ日本記録を更新しましたが、その時に履いていたシューズがナイキの「エア ズーム アルファ フライ ネクスト%」です。
今回新発売したテンポネクスト%はアルファフライネクスト%のテクノロジーを受け継いだトレーニングモデルです。
ですがレース用としても全然行けます。上手く履きこなせれば記録も更新出来ると思います。
そして何よりも発売日には完売するアルファフライネクスト%に比べ入手しやすいという点は魅力だと思います。
履いた第一印象
「これは世界記録でるわ!」です。巨大なスプリングが足底に付いてる様な感覚です。カーボンプレートが入っているナイキ ズームフライを始めて履いた時よりも感動が大きく、正直カーボンが入っていなくても十分だと感じました。そして「今すぐこのシューズを履いて走ってみたい!」と思わせるシューズです。
価格24,200円(税込み)
上記でもご紹介したアルファフライネクスト%は33,000円ですから、8,800円安いです。
最近は各社のシューズ価格も上がっています。ナイキ ズーム フライ3(17,600円)アシックス メタレーサー(22,000円)ミズノ ウェーブデュエルネオ(25,300円)
こうして比べるとナイキの最新機能を備えたランニングシューズだと思えば、決して高すぎる訳ではないと思います。
アッパー素材
「アトムニット」と呼ばれる新開発された素材を採用しています。これにより従来、フライニットの弱点だった水を吸って重くなる点が改良されていました。

反発性
2つのエアポッドが効いて反発が凄いです。荷重が前足部にかかるとビョンという感じで前に進みます!ズームフライのようなカーボンプレートの反発とは少し感じでした。

クッション性
ミッドソールはつま先からかかとの上部までズームX、かかと下部にリアクトフォームを組み合わせておりとてもフワフワします。

安定性
ふわふわするため安定感は悪いです。 しかし他のナイキシューズに比べると接地面積はかなり広く作られているのでナイキ同士で比べれば悪くないと思います。ためしにズームフライと横幅を比べてみると、前足部、かかと部ともに約1.5㎝差がありました。シューズ幅1.5㎝の差はかなり違いがあります。

軽量性
重量は26.0㎝で260gです。他社のトップモデルと比べると少し重いですが、履くとそれほど重さは感じません。ちなみにズームフライとほとんど変わりません。
フィット性
シュータンのないスポッと履く一体型タイプです。吐き口は狭いですが中に足を通してしまえば、アッパー裏側にスエード補強が入っているためピタッとしたフィット感があります。かかと回りにもクッション材がついているので、かかとの浮きを防ぎ安定させてくれました。つま先のい横幅が余裕を持って作られており、足幅4E相当の私が履いても狭く感じませんでした。ですから逆に足幅が細い方にはフィット感が悪く感じるかもしれません。

耐久性
クッション性でご紹介したミッドソールかかと部にはリアクトフォームを採用しているので耐久性を考慮されて作られています。またアッパーのフライニットもつま先部分をしっかり補強されています。ただし一般的なランニングシューズと比べると良くないと思います。
インソール
インソールは糊付けされており取り外し出来ませんが強引に取ろうと思いえば取れそうでした。
屈曲性
カーボンプレートではなく合成素材プレートなので、そこまで硬くありません。ただし一般的なランニングシューズと比べると屈曲しづらいです。体重が前足部にかかると勝手に跳ねてしまうので、履いていて屈曲性が悪いという感じはしません。
いかがでしたか?
全くの初心者にはおススメ出来ませんが、マラソン大会を経験されたランナーさんには練習用としてもレース用としてもおススメ出来るシューズです。あとは是非店頭に履きに来てください。最初に申し上げた通り「このシューズを履いて走ってみたい!」と思いわせる凄いシューズです。それでは、沢山のご来店スタッフ一応お待ちしております。